「大家族」集合!!|コシノ本舗の買取コラム

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コシノ本舗 コラムKOSHINOHONPO'S COLUMN

  • 「大家族」集合!!

    2023.11.15

    皆さん、こんにちは!!

    コシノ本舗 楽器買取担当の松本です!!

    11月も3週目に突入していかがお過ごしでしょうか?

    先週とは打って変わって一気に寒さが増しましたね、、、

    冬本番となってきましたので、皆さんも体調には十分お気をつけください😉

    さて、今回のタイトルにあります「大家族」– 皆さんは何を思い浮かべますか🤔?

    昔はよくテレビなどで「大家族」密着したドキュメント番組などありましたよね。

    今回、松本が紹介するのは「クラリネット」の大家族について紹介となっております✨✨

    「クラリネット?」「大家族?」と疑問を抱いているそこのあなた!!

    ちょっとした知識になるはずですので、良ければ最後までご覧ください🙋‍♂️

    「クラリネット」ってどんな楽器!?

    そもそも皆さんは「クラリネット」がどのような楽器なのかご存じでしょうか?

    「クラリネット」とは、木管楽器の一種で1枚のリードが振動源として音を出すシングルリードの管楽器となっております。

    本体の材質も木管楽器と言われるだけあり、基本的に木製が一般的で「グラナディラ」という木材が用いられます。

    本体が木材で出来ていることもあり、音色も木のぬくもりを感じる暖かみのある癖のない音となっており、他の楽器ともブレンドしやすい非常にオールマイティーな楽器です。

    また、この「クラリネット」は他の楽器に比べると非常に音域の広い楽器となっており、4オクターブ弱もあるのも特徴の1つとなっております。

    オーケストラや室内楽はもちろん、吹奏楽においても必要不可欠な「クラリネット」です。

    吹奏楽においては、主にメロディーパートを担うことが多く、そのバンドのサウンドの核になると言っても過言ではありません。

    また、メロディー以外にも、伴奏やハーモニー・連符など様々な役割を卒なくこなす「仕事人」のような一面も持ち合わせています。

    オーケストラでいう「ヴァイオリン」パート的な役割を担う吹奏楽のクラリネットですが、一体どこの部分が大家族なのでしょうか?

    クラリネットの原材料「グラナディラ」画像:Wikipedia

    「クラリネットファミリー」の家族構成

    そんな私が「大家族」と称してるクラリネットですが、実は様々な種類が存在するんです!

    ここではそんな「クラリネットファミリー」を皆さんに紹介させていただきます!

    ■B♭クラリネット(ソプラノ・クラリネット)

    皆さんが想像するクラリネットと言えば、こちらではないでしょうか?

    童謡にもある「クラリネット壊しちゃった」は、まさにこちらの楽器です!笑
    通称「ベークラ」とも呼ばれ、調性は変ロ(B♭)調となっております。

    吹奏楽やオーケストラ、ポップスなど多岐に渡り活躍を魅せる楽器!
    もちろん、ソロなどでも大活躍となっており、のだめカンタービレで使用された「ラプソディー・イン・ブルー」の冒頭のソロなどは、一度は耳にした方も多いはず!!


    家族で例えるなら「みんなから愛される弟」的な存在ではないでしょうか!?笑

    ■Aクラリネット

    見た目は先ほど紹介したB♭クラリネット瓜二つ

    こちらの楽器は調性がイ(A)調となっており、B♭クラリネットより半音低い調性となっております。

    吹奏楽ではあまり目にする機会はありませんが、オーケストラや室内楽などではよく用いられます。

    演奏する曲の調性によっては、B♭クラリネットだと困難な場合があります。

    そういった場合にAクラリネットの出番!!

    基本的にはB♭クラリネットとの持ち替えとして使用されるケースが多いです。

    家族で例えるなら「何でもこなせる秀才な姉」と言ったところでしょうか!?笑

    ■E♭クラリネット

    「エスクラ」という愛称のこちらの楽器。

    B♭クラリネットより4度高く、高音域を演奏するのが得意の楽器となっております。

    カンと高く鋭い響きの音色は、全体のサウンドを引き締める役割を担っています。

    また、曲によってはソリスティックな場面も多々あり、その際の印象は「キャンキャンと吠える小型犬」の様な感じもして、個人的にはアメと鞭を兼ね備えた雰囲気が印象的です。

    「しっかり者だけど甘え上手な妹」といったような雰囲気がありますね!笑

    ■B♭バス・クラリネット

    B♭クラリネットの約2倍の長さがあり、音域もB♭クラリネットより1オクターブ下の音域の演奏が可能となっております。

    音色の特徴は低くまろやかであり、豊かな響きが特徴的です。

    非常に倍音が豊富に含まれているため、吹奏楽においても「音程の核」になる楽器と経験者の方は耳にしたことがある方もいるのではないでしょうか?

    そんなバス・クラリネットは「頼りがいのある男気のある兄」そのような印象を持ちましたね。笑

    ■E♭アルト・クラリネット

    B♭クラリネットとバス・クラリネットの中間サイズのアルト・クラリネット。

    主に中低音域を担当するこちらの楽器は、メロディーはもちろん、伴奏やオブリガード(対旋律)など様々な役割を難なくこなす仕事人

    オーケストラではお目にかかることはありませんが、吹奏楽やアンサンブルでは非常に大活躍の楽器となっております。

    一見地味と思われがちですが、実は結構やり手な楽器「気配り上手なみんなの母」的な存在ではないでしょうか?笑

    ■B♭コントラバス・クラリネット

    こちらの楽器はバスクラリネットの約1.5倍の長さを有しており、バス・クラリネットより1オクターブ下の音域の演奏が可能となっております。

    最低音域は、音というよりかは地鳴りといった印象です。笑

    しかし、こちらの楽器が加わることで、サウンド全体に厚みが増し、まるで毛足の長いふかふかの絨毯の様なサウンドになります!

    そのため、吹奏楽やアンサンブルにおいてとても重要な役割を担っているので、とても重宝されている楽器となっております。

    「縁の下の力持ち!一家の大黒柱の父」そのような印象を感じませんか!?笑

    代表的なクラリネットファミリーの紹介でしたが、いかがでしたでしょうか!?

    あくまでも個人的な見解となっておりますので、そちらだけご了承くださいませ。笑

    この大家族が大活躍できるのが「クラリネット・アンサンブル」という演奏形態!

    一体どのような演奏形態なのか皆さんはご存じでしょうか?

    「クラリネット・アンサンブル」

    皆さんはアンサンブルという演奏形態はご存じでしょうか?

    「アンサンブル」とは、音楽用語で2人以上が同時に演奏する事を意味しており、吹奏楽経験者の方なら非常に馴染みのある演奏形態ではないでしょうか?

    同族の楽器同士で組まれる木管アンサンブル金管アンサンブル、同じ楽器で組まれるサックスクラリネットアンサンブルなど、様々な形態があります。

    先ほども述べたサックスやクラリネットは、他の管楽器に比べると非常に種類が多く、広範囲の音域をカバーできることもあり、アンサンブルでは非常にポピュラーな編成となっております。

    サックスであれば四重奏、クラリネットなら八重奏といったようにアンサンブルを代表する編成となっており、非常に曲数も多いのがこちらの編成ですね!

    クラリネット八重奏になると、先ほど紹介したファミリーが総動員となり、その編成は以下の様になります。

    ・E♭クラリネット×1
    ・B♭クラリネット×4
    ・E♭アルト・クラリネット×1
    ・B♭バス・クラリネット×1
    ・B♭コントラバス・クラリネット×1

    こちらが一般的な編成となっており、こちらの曲も先ほど紹介した編成のアンサンブルとなっています。

    ここで1曲、私のベストオブ「クラリネット八重奏」をご紹介いたします✨✨

    こちらの真島俊夫作曲の「ラ・セーヌ」という曲は、タイトルにもあるパリを流れるセーヌ川がモチーフとなっており、そのセーヌ川を流れ過ぎる3つの橋周辺の印象を描いた作品となっております。

    1楽章は巴里最古の橋「ポン・ヌフ」とその近くサン・ジェルマンの町並みを描いており、B♭クラリネットのソロから始まり、段々と賑わいが増し華やかなスィング・ジャズへと展開してきます。

    2楽章は「ミラボー橋」– ギヨーム・アポリネールの有名な詩の一節「ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ われらの恋が流れる 月日は流れ わたしは残る」をテキストにバラードとなっております。

    そして、最終楽章は華麗な「アレクサンドル三世橋」とその周辺を描いた気持ちが浮き立つような曲調となっており、「ラ・セーヌ」らしいパリ中をかけ流れるセーヌ川をイメージできる曲となっております。

    クラリネットの音色ならではの暖かさであったり、エッジの鋭さやまろやかさというのは、同じ楽器のアンサンブルならではでないでしょうか。

    また、曲調もシンフォニックな一面もありながらもジャズの音遊びの要素も含まれており、聴いててとてもワクワクと心弾む音楽となっております。

    「クラリネット」という家族の絆を感じますね、、、笑

    「最後に」

    今回は「クラリネット」につきてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?

    私自身も吹奏楽をしていたこともあり、非常に馴染みのある楽器となっております。

    そんな私がこの活動の中で感じた「クラリネットの魅力」が、少しでも皆さんに伝わればと思います✨✨

    また、楽器関連のコラムも日々更新しております!!

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    「吹奏楽の甲子園」って!?

    よろしければ是非ご覧ください🎺🎷

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